~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

田口節子小野生奈

準優勝戦日も、暑さの中で激戦が展開された「プレミアムGI第30回レディースチャンピオン」。ついに、優勝戦に勝ち上がった6選手が出揃いました。そこで、前日と同様に、今回は私・小林アナから見た優勝戦の展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①海野ゆかり今井美亜田口節子小野生奈中谷朋子遠藤エミの6選手です。海野選手が勝てば2度目、田口選手が勝てば3度目の女王の栄冠を手にすることになります。

予選得点トップで勝ち上がり、準優進出戦と準優勝戦を王道の逃げで人気に応え、優勝戦の1号艇を手にしたのが海野選手。しかし、死角が全くない訳ではありません。実は、準優勝戦のレース内容に気になることがあります。逃げた海野選手に対し、センターから仕掛けた小野選手が2着になった最後の準優・12レース。海野選手が先頭を走っても、2着を走っていた小野選手との差が広がらず、それでもそのまま先頭でゴールインしました。1着の海野選手のタイムが1分50秒6、2着の小野選手のタイムが1分51秒3という結果を見ると、小野選手の機力が相当仕上がっている裏付けになります。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。