大村

部品交換でパワーアップできるのは10%

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グランプリで使用するモーターは初使用からの2連対率が基本になっています。2連対率が同率の場合は、モーター番号順で順位付けがされています。ベスト6といっても、気温が下がってから動きに変化の出たモーターがあります。キャブレターの凍結防止の温水パイプがついてからも性能に変化が現れています。シリーズ戦になると、2連対率の低いモーターが多くなるので、部品交換も増えてくるかもしれません。

モーターが出ていれば部品交換をする必要はありません。以前は優勝戦を考えて早めにリングを交換する選手もいましたが、最近はそうしたことをする選手はほとんどいません。
部品交換をしたからにはパワーアップを期待したくなりますが、良くなる確率は10%くらいだと言われています。現状維持か、悪くする方が多いので、悪くなれば元に戻す作業が必要になります。部品交換をした選手については、当日のコメントなりを参考にして交換効果があったかどうか確認が必要です。大村ボートのレース実況では、当日のコメントが赤字で表示されます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。