江戸川
覚えて起きたい江戸川ボートの格言
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上げ潮、追い風は1コースが差されやすい
江戸川ボートで特別レースがあるときは、潮順を調べて日程を決めます。東京湾からの風が吹くこの季節は、潮の流れと風がぶつかり合わないように、上げ潮の日を選んで日程が決まります。開催期間中は、上げ潮、追い風が基本になります。1コースが1マークで流れやすい条件になり、差されるケースが増えます。
スタート展示でタッチの選手を狙え
競走水面に流れがあり、満潮に向かう時間は「上げ潮(追い潮)」、干潮だと「下げ潮(向い潮)になり、強弱があります。スタート展示と本番で流れの早さが変わります。スタート展示で勘をつかめないと、本番は他の選手に合わせたスタートになります。タッチを決めていれば修正が可能です。
周回展示は早めか高めに注目
日本一の難水面と言われているだけに、周囲展示を見ていれば、果敢にアタックしているかどうかすぐに分かります。気持ちが入っている選手は、周回展示、ターンマークに対して早めに立ち上がります。苦手意識のある選手は、ターンの時に座り込むようにしたターンをします。早く、高く立ち上がる選手が勝ちに出る選手です。
ボート勝率を軽視するな
江戸川は競走水面とピットの間に堤防と都道があります。ロープで吊って索道を使い運搬します。他のレース場よりもボートの全長が長く、重量の重いボートです。ロープで釣ることでひずみが出てきます。勝率の低いボートはひずみが大きく、水の抵抗も増えて、モーターの負担を大きくします。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。