2022年は遠藤エミの大村クラシック優勝から始まった
ボートレース発祥の地・大村で初めて開催される1億円バトル「グランプリ」(ナイター)。チャレンジカップ終了時点(11月27日)で獲得賞金ランキング1位~18位の選手によって2022年の頂点が争われる。では今年の賞金戦線を簡単に振り返っておこう。
3月、大村で開催されたクラシックは遠藤エミが優勝。ボート70年の歴史で初めて女子選手がSG優勝する快挙が達成された。同時に女子選手がグランプリに初出場することも濃厚となった。
オールスターは原田幸哉。地元長崎からグランプリ出場を早々に決めた。グランドチャンピオンで優勝した池田浩二は9年6ヶ月ぶりのSGV。GⅠ優勝戦FによってGⅠ・Ⅱに出場できなかった分、値千金の優勝となった。
オーシャンカップは椎名豊、メモリアルは片岡雅裕と涙のSG初優勝が続いた。ともにこの一撃でグランプリ出場圏内へ浮上した。
その一方で、トップを走るのがSG優勝がない山口剛。GⅠ優勝も常滑周年の1回だけだが、抜群の安定感と優出の多さが光る。歴史的な一戦はどんなメンバーで行われるか、今から楽しみだ。