舟券傾向と対策
各コース別の特徴を把握することで展開予想がしやすくなる。
鳴門は全国的に見ても特徴的な傾向があるので、各コースのクセを覚えて、予想に活かそう。
 1コースの逃げ率は94.9%でそれ以外は抜き。特に抜きが多くはなく、ごく平均的な傾向である。
 2コースは差しの占有率66.4%と高い。差し水面の特徴がある鳴門は、まくりよりも差しの比率が高いのが特徴だ。
 3コースはまくりかまくり差しの比率が高い。ただ、全国平均と比べるとまくりの比率が高いのが当地の特徴。まくり差しよりもまくっていく選手の方が狙いやすい。
 4コースのまくり率は平均的な数字。気になるのは差しの24.2%。全国平均から見るとこれは高い数字で、2番差しが入りやすいことを意味している。4コースの2番差しは要注意だ。
 5コースは基本的にどの場でも大半がまくり差しが多くなる。鳴門でも穴が出るパターンは決まってこの5コースからのまくり差しと言ってもいい。自力、あるいは4コースの攻めに乗ったまくり差しには要警戒だ。
 6コースはまくり率が意外と高い。これはチルト3度など伸び特化の選手による一気まくりが増えたことも要因のひとつだが、基本的にはまくり差しがメインとなる。