舟券傾向と対策

Q 鳴門水面の特徴は?

海水で基本的には乗りやすいレース場ですね。しっかりとサイドがかかってくれます。ただ、1マークは狭くてインは全速で回りにくいので、外コースが決まりやすい。好配当が多いというのは、水面の構造的なこともあると思います。あと、風の影響を受けやすくて、季節によっては水面が荒れることも多いです。

Q 風向き・風速の影響は?

大アリです。冬は追い風がすごくて、安定板がつくこともしばしば。乗れる人と乗れない人の差が出ますね。地元選手の戦闘力が急激に上がります(笑)。逆に夏場はベタ水面が多くて、イン逃げもそうですが、3・4コースのスピード戦が決まりやすい印象です。

Q 展示タイムやオリジナルタイムは気にする?

やっぱりタイムがいい人は、エンジンが出ていますね。この前、めっちゃ出ていた西野雄貴は4項目全部が真っ赤(1番時計)でしたし。僕が気にするのは展示タイムと直線タイム。伸びにすべてをかけていますから。画面で言うと、右端と左端が赤くなっていたらチャンスですよ。

Q 1号艇以外の出番は?

追い風が5メートル以上になると、2コース差しがよく決まります。一番難しいのは3メートル前後。インが流れないように少しでも落とすと、3コースからのまくりがけっこう決まります。向かい風だともちろんまくり。僕向きの風ですね(笑)。

Q 地元選手は買い?

もちろん買いです。特に冬場は水面が荒れるけど、乗りこなせる選手が多いですからね。佐々木和伸さん、烏野賢太さん、興津藍さんはとてつもなく強いです。

Q 鳴門で稼ぐ選手、どんな選手が稼ぐ?

鳴門は全国的に見ても上がりタイムが早いんですよね。だからスピードのある選手が得意としているんじゃないですかね。同期の塩田北斗は鳴門が得意ですね。僕のアドバイスのおかげかもしれませんが(笑)。