舟券傾向と対策
2021年は9月の周年に加えて、12月にはプレミアムGⅠのBBCトーナメントが開催される。さらに2022年は2月の四国地区選に加えて、SGチャレンジカップの開催が決まったこともあり、特別レースの傾向は今からしっかりと押さえておきたい。

インコースは全国平均レベル

過去3節のコース別成績を見るとイン勝率は61.4%。全国平均の62.4%と比べるとほとんど差はない。鳴門の一般戦はややインが弱い傾向があるものの、GⅠ以上ではしっかりと逃げるようだ。

特徴は5・6コースの1着率が高いこと。鳴門らしいデータで、穴が出るのはこの外のふたつのコース。特に5コースは以前から当地では高配当を提供してきたコースとして覚えておきたい。
鳴門のビッグレースは、全国平均と比べると配当は高め。鳴門の平均配当8622円に対して全国平均は8140円。また、万舟率21.8%も全国平均よりも高い。

決まり手を見るとまくりが11.6%と上昇傾向にある。以前はまくりよりもまくり差しが多かったのだが、最近はまくりが復権し始めているので注意が必要だ。 そのまくりの中でも3コースの攻めが大きなポイントになる。まくり、まくり差しともに決まるコースで自在性がある選手は特に狙い目になるだろう。