舟券傾向と対策
今や多くのレース場で提供されているオリジナル展示データ(展示タイム含む)は鳴門でも舟券予想の必需品となっている。展示タイムに加えて一周タイム、まわり足タイム、直線タイムの3つのオリジナルタイムデータは出足、回り足、伸び足などを把握するために重宝する。
それぞれ特徴をしっかりと覚えれば予想の精度も上がるはずだ。

提供されているタイムデータは「一周タイム」「まわり足タイム」「直線タイム」「展示タイム」の4つ。
まわり足タイムは主に旋回系の足の良し悪しを判断できる。旋回の優劣はここで決まると言ってもいい。ただし、実力上位級の選手はエンジンが平凡でもタイムが出てしまうことがあるので注意が必要だ。

直線タイムは伸びと勘違いしやすいが、実際には旋回後の二の足の部分を指す。最高速に達するまでの行き足や中間速なども直線タイムに表れるため、選手間ではここのタイムを気にすることが多いと聞く。

一周タイムは各足の評価ではなく総合的な足を示すものと言っていいだろう。タイムが良ければ全体的に雰囲気が良いと判断してよい。乗り心地が良い場合も一周タイムは早くなる傾向がある。

展示タイムは基本的に伸びを表わす。当地ではトップタイムの信頼度が全国平均よりも高いので、直前タイムのチェックは欠かせない。伸びる艇がセンターコースならば一気の攻めもある。穴党は特に展示タイムは参考にしたい。