舟券傾向と対策
宮島はダッシュスタートが難しい上に、干満の差も大きく、慣れない選手には走りづらいところもあるだろう。 当地巧者がはっきりしているだけに、狙い目となる選手も探しやすい。
GⅠ以上で強さを見せているのは坪井康晴。1着率はやや低いものの、当地勝率は8.12と抜群の安定感を誇っている。1着率ならば魚谷智之。どこからでも鋭い攻めを見せるので、頭勝負ならば魚谷の方が舟券的には面白い存在だろう。地元では前本泰和が地の利を活かしたレースで1着を量産している。

30歳以下の若手層では地元の大上卓人が驚異の1着率を見せている。元々1着型だが、宮島では41.6%の1着率を誇る。特に4コースカドは強く、難しい当地のダッシュ戦も全く苦にはしない。中田達也も1着型。宮島斡旋ならば35.0%という1着率は舟券でも大いに狙える。前出達吉も1着が多く、当地ではA1級レベルの力を発揮するひとり。

女子選手では新田有理。地元という強みを生かして、当地では勝率1点増し。頭買いでも十分に狙えるはずだ。深川麻奈美も好成績を残している。こちらも攻撃型で、ダッシュ戦は魅力ある選手のひとり。エンジン気配が良ければ、コース問わず狙えるだろう。1着率が最も高い佐々木裕美も忘れてはいけない。スタート巧者である佐々木は当地では侮れない存在となる。