舟券傾向と対策
全体的にインコースは強い宮島ではあるものの、1日12レースの中ではそれぞれの「顔」を見せる。 レース番号別の特徴を知っておけば、柔軟に舟券予想に臨めるはず!
宮島のイン勝率は59.0%で、全国平均と比べると強い方になる。ただ、それは全レースを平均するとという話で、個々のレースの傾向は異なる。

例えば1Rは1号艇A級シードの企画番組。イン勝率は69.1%と高いが、イン回収率は63.2%と低い。平均配当も低めでプラスにするにはかなり舟券点数を絞らなければならない。

4Rはイン勝率が37.8%しかなく、回収率も57.0%と低い。ここは無理にイン信頼ではなく、他のコースからも狙った方が得策になるかもしれない。最もバランスが良いのは7R。イン勝率は50.8%で高くもないが、低くもない。それでいて回収率は105%もある。平均配当は4102円とインからの舟券は軽視されがちで狙い目。

後半の9R以降はイン勝率60%オーバーが最終レースまで続く。その中で最も信頼度が高いのは11R。1着率、回収率ともに優秀だ。
高配当狙いならば、圧倒的に3、4Rが狙い目になるだろう。平均配当は8324円と高く、万舟率も20.5%ある。ド本命決着の3桁配当は6.6%と低い。本命党にとっては出番は少ないかもしれないが、ここは思い切って高配当を予想する方が面白い。5000円以上でも36.6%を占めるのだから、無理な本命買いはむしろ怖い。 逆に本命決着を望むなら後半9R以降で勝負をかけるべき。本線の3桁配当率は26.5%もあり、3000円未満の配当となれば実に60.6%を占める。3、4Rと比べるとかなりの違いだ。5000円以上も27.1%しかなく、4レースに1回あるかないか。こちらは逆に無理な穴狙いは禁物になる。