舟券傾向と対策
インコースが強いのは分かっていても実際にプラス収支にするのは難しい。買い時や買い目に工夫が必要になるからだ。しかし、宮島のレース傾向を探ればインからの舟券は見えてくる。

出現率と回収率の関係性は重要で、たとえ的中が多くても回収率が低くては妙味がない。レース種別で言うと予選道中のイン買いは少々回収率が低く舟券の難易度は高め。逆に敗者戦のインは回収率が94.4%もあるため、プラス収支が出やすいレースだ。

ただ、どのレース種別でも回収率の高い出目は存在する。予選では「①-⑤-⑥」や「①-⑥-③」はともに回収率で100%を超える。準優、優勝戦、敗者戦でも「⑥」の2着は回収率が良く、「①-⑥-③」はレース種に関わらずとにかく狙い目となる。3着付けの「⑥」も十分有効で、やはり宮島の6コースを侮ってはならない。

その「⑥」の2着を狙い撃つためにはオリジナル展示タイムを活用するのも手だ。インコース信頼のデータなら展示タイムか回り足タイム重視。6コースの2着の確率を上げたいならば一周タイム、あるいは回り足タイムを参考にするといいだろう。直線タイムは、ここではあまり重視しなくてもよいようだ。