1、58号機がイチ押し
旬のエンジンは58号機。V歴は一回だが、伏兵が乗ってもどこかに特徴が出るパワフル機。序盤は伸び型傾向だが、回転が上がって来る中盤以降はターン後の加速、そして伸びへの繋がりが良く、実戦型のエース候補。
2、向かい風は地元勢から
向かい風傾向の時は地元勢の踏み込みに期待。遠征勢に比べると経験値が高く、特に児島はスタートの仕掛けがポイント。夏場はコンマ03〜05の早仕掛けが当たり前。その景色を見極められる思い切りがスリット後に活きる。
3、水面の把握は基本
瀬戸内海に面した児島は干満差が大きい。干満の差は2〜3メートル。上げ潮と下げ潮で見えない流れがあり、上げ潮だとインが幅を効かせて外は不利。逆に下げ潮の時はダッシュ乗り良く外枠勢の飛び出しもある。
4、勝率があっても過信禁物
前走者の成績を見逃すな。勝率があるエンジンでも新ペラに交換されたり、転覆後の足落ちは確実。近況は気圧、湿度の変化でペラの調整力が問われるシリーズが多い。逆にベテラン選手の後に急浮上の凡機もある。
5、本命党は企画レース
1Rの朝とくガァ〜コ戦は1号艇にA級選手で主軸。5Rの日替艇食戦も1号艇にA級。そして、外枠にA級選手がいる三つ巴。6Rの昼とくクラリス戦は内枠3人がA級。9Rは固定戦が廃止され新企画レースを導入。
6、穴党は2、3、4レース
2RはオールB級メンバーが主体。実力も接近で軸が不在。3Rは偶数枠にA級選手が組まれるが、伏兵のイン逃げ、3コースまくりも多々ある。4Rも同様でA級選手が外枠に組まれ、波乱の要素がある。
7、オリジナル1周タイムに注目
児島の展示タイムは手動式だが、1周のタイムは展示後に選手も参考にしている。「ボロエンジンで展示タイムは出ないが、1周は出てる」といったコメントの時は回り足とグリップに手応え。一撃は無理でも競った時の不安は解消されている。
8、28号機に注目
中間整備が施された28号機が急上昇。当地5連続優出中の林美憲が苦戦し、その後にギヤケースを交換。次節の田中伸二から少し気配を見せ、3節後は佐々木完太が優出。バランス型の上位機に確変している。
9、優勝戦はイン7割
優勝戦になるとシリーズで活躍した好メンバーが出揃う。そうなればスタートで抜け出しが更に厳しくなり、逃げる確率7割。穴が出る時は進入で動く選手がいる時のカド攻め。インとカド競りの2コース差しも一考。
10、3連単は流しとBOX
3連単の平均配当は全国的に見れば約7,200円。児島の場合は7,873円と穴党にも十分出番のある水面。インが強くても外枠が絡んだ万券は多々ある。そして軸が不在ならBOXが有効。大きい数字が頭で高配ゲット。