舟券傾向と対策
 レース別の特徴を知ることで、1日の大まかな流れを把握できる。まず頭に叩き込んでおきたいのはイン1着率が高いレース。「1」「6」「11」「12」の4レースは60%超えで、舟券の組み立ては1号艇中心に考えていい。その中でも11Rはイン1着率が唯一7割超えとなる71.8%。さらにイン回収率も最高の98.1%。つまり11Rは素直にインから買えば、最も“儲かる”レースと言える。

 波乱含みはイン1着率が50%を割る2~4R。1Rを終えるとインが急激に弱くなり、平均配当が跳ね上がる。特に4Rのイン1着率は1日を通して「最弱」の39.5%しかない。反比例して平均配当は12R中で「最高」の9,877円。迷わず好配当を狙いたい。
 当然、万舟券を狙うのも2~4Rがメイン。万舟出現率は2Rの27.9%を皮切りに、3・4Rは28.4%。つまり4レースに1本、いや3レースに1本の割合で万舟券が飛び交っている。

 一方で万舟出現率が最も低いのは前半ラストカードの6Rで9.6%。ここは平均配当が5,107円と最も低く本命サイドでの決着が基本線。7R以降、万舟出現率は上昇するが、全国平均並み。穴党はやはり2~4Rでフルスイングだ。