ボートレース児島
舟券傾向と対策
昔からボート王国と言われる岡山支部だが、今、最も勢力を拡大しているのが女子選手だ。人数もさることながら、強さの面でも際立っている。
 最近1年の成績を見ても優勝回数は12回を数える。これは支部人数が同じ静岡と比べるとその強さが分かるだろう。福岡支部には劣るが支部人数の違いもある。支部平均勝率は5.31と高く、優出数も61回と充実した成績を支部全体で残している。
 その強さをけん引しているのが守屋美穂、田口節子、寺田千恵の3強。2020年はこの3人がクイーンズクライマックスに出場している。その他でも堀之内紀代子、土屋南など勝率6点超えは5人。また、勝率5点超えも10人、新人の黒明花夢以外はすべて勝率4点オーバーと他支部では見られない層の厚さを見せている。
 レースが終わると先輩、後輩で「反省会」が始まり情報交換にも余念がない。ひとりひとりのモチベーションの高さも支部全体へ良い影響を与えているようだ。
 若手では薮内瑞希、安井瑞紀のダブルミズキに今後の成長が期待できる。