ボートレース児島
舟券傾向と対策

1.エンジンに四季がある

毎年1月2節から新エンジン初下ろし。新制度でペラも一緒に。最初は5段階ほどの差が3月に新ボートで3段階に。5〜6月パイプが外れ、10〜11月に装着し後期は差が縮まる。

2.オリジナル展示データ導入

20年10月2節目から児島独自のオリジナル展示タイムを導入。1周、回り足、直線タイムが加わり、更に情報が増えた。特に回り足が良い赤表示(1位)は3連単入りの確率が高い。

3.潮の干満で決まり手に変化

瀬戸内海に面した水面で満潮と干潮によって2〜3メートルの差がある。満潮の時はうねりが出てまくりが決まりにくくなり逃げが多い。干潮は穏やかな水面でまくりも決まる。

4.スタート巧者が活躍

「日本一スタートが難しい」と言う声もあり、向かい風では届かなくなり、そして追い風では早くなる。その調整が難しい分、S勘の良い選手が抜け出して攻めるケースが多い。

5.イン逃げ率は6割弱

20年のイン逃げ率は第6位。大村、徳山、芦屋、下関、住之江に続く。(全国平均は55%)児島は59.6%で12レース中で平均7レースがイン逃げという結果が出ている。

6.企画レースに逆らうな

1Rが「朝とくガァ〜コ戦」、5Rに「日替艇食戦」、そして6Rは「昼とくクラリス戦」とA級選手を軸に当てやすく、売り上げ向上を考えた番組マンの意図を察知したい。

7.曇り、雨はBOX買い

湿気が高く、気圧が低い時はエンジンに大きく影響がある。良いエンジンでも調整が合わないと行き足ダウン。人気を集めたインが遅れる事も多々。軸が不在時はBOXが有効。

8.冬場の2コースは買い

春、夏が向かい風。秋、冬が追い風傾向に。冬場は特に強めの追い風となり、インが握って流れ気味に。まくりは舟の向きが悪く返りも悪くなると2コース差しが決まりやすい。

9.1枠信頼なら12点買い

3連単平均配当約7300円。①ー②流、①ー③流、①ー④流の出目が約5割。最低配当の平均は2000円弱だが、最高配当の平均は20000円強。出目12通りで当てて楽しめる。

10.固定戦のインは2割増し

固定戦は1号艇と4号艇にA級選手。4号艇に12Rの主力が組まれる事があるが、それでも最近はイン逃げ決着が8割強。節間すべて逃げる事もあり、2、3着探しとなる。