ボートレース児島
舟券傾向と対策
 2021年6月にはSGグランドチャンピオンが開催される。記念クラスによるレースはどんな傾向があるのか。また、周年の児島キングカップは10月か11月に開催されることが多い。周年の特徴を把握すれば、SG攻略にも繋がる。まずは傾向を頭に入れて、グレードレースに臨もう。

コース別成績

過去3節のSG・GⅠのコース別成績を見るとイン勝率は67.0%。全国平均の62.6%と比べてもかなり高い。まずはインコース主体ということが分かるだろう。
 ただし、全国平均よりも上回っているコースが他にも2つある。4コースと5コースだ。これは外の攻めが利くことを意味している。4コースのカドまくりや、4コースが攻めての5コースまくり差しなど波乱の要素は実はある。つまり、インは強いものの、インかカドの比較という図式は常にあることを覚えておきたい。

配当分布&決まり手分布

配当傾向としてまず挙げておきたいのは平均配当が7123円と記念レースとしてはやや低めであること。これはインコースの強さにも起因している。イン主体ならば2000円未満の配当は多く出現する。
 しかし、万舟率は18.5%と割と高い数字を示している。これはコース別成績でも説明した通り、4コースの攻めが奏功した場合に高配当が出やすいことを意味している。万舟が出やすいのは5コースが1着の時。まくり差しての⑤–①や⑤–④などの出目は穴党なら頭に入れておいて損はないだろう。