ボートレースからつ基本DATA
ボートレースからつ基本DATA
【水質】淡水 【季節別の基本的な風向き】春:追い 夏:向~追 秋:追い 冬:追い 【チルト角度】-0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0 【展示タイム計測法】自動 【モーター交換時期】8月頃 【ボート交換時期】3月頃 【待機行動時間】1分50秒 【開催】通年モーニング(G1、ファン感謝3Daysはデイ開催) 【企画番組】1R朝1戦 2Rモー2ング線 3R3ライズ線 4Rおは4戦/
全国屈指の広大な水面はピット離れ要注目 コース争いがもつれると波乱の気配?

2011年4月よりモーニングレースを実施し、まもなく14年目に突入するボートレースからつ。2021年11月には新スタンドがオープンし、1階は地域に開かれたコミュニティエリア、舟券売場や観戦スペースを2階に設けた全国唯一の施設となっている。


非常に広大な水面が特徴だが、なかでもピットアウトから第2ターンマークまでの距離(178m)は24場最長。そのため、ピット離れの良し悪しが成績に与える影響は小さくない。


しかも待機行動時間が1分50秒で、他場と比較すると5秒~10秒長いため、前付けがあるとイン水 域は起こし位置が深くなる。コース取りに動きがあると波乱の可能性が高くなるので注意が必要だ。


決まり手を見ると、イン逃げの割合は半分を少し超える程度で、全国平均にほぼ近いレース傾向を示す。また「攻略本 for2023」では、「まくり>差し>まくり差し」の順で強かった決まり手だが、今回の集計ではそれぞれ13%程度とほとんど差がなくなっている。また抜きの割合も1%程度アップしており、最後まで目が離せないレースが展開されている。

配当分布グラフ
決まり手分布グラフ
水面図
四季折々の舟券作戦 秋はイン最強、冬は内

間のイン1着率は54.5%。しかし、季節ごとに見ていくと、最大で10%もの差があり、信頼度は大きく変化する。


まずイン最強は60.2%の秋。気温が下がり、エンジンパワーもアップ。風も穏やかで、スピード戦が活きる季節といえる。特注は5コースの1着率。7.7%では全季節で最も強く、秋の中では4コースをも上回る。インで手堅い勝負もいいが、5コースの突き抜けを狙っても面白い。


次にイン勝率が高いのは55.8% の冬。こちらは全くダッシュ勢の出番がなくなる状況となり、スローの1~3コースまでで84.6%の1着率を占める。"福は内"ならぬ"冬は内"で覚えておきたい。


続いて夏。イン勝率53.3%は年間平均を下回るが、決して弱いわけではない。注目は3コースで、まくりやまくり差しがよく決まる。4コースも四季の中では最も強く、展示タイムなどを加味して狙いたい。


最後にインが最も弱い春。風が強い季節で2コースからの攻めが攻略のカギを握る。1コースと3コースの2着率が高く、差しであれば➁-➀、まくりであれば➁-➂で中穴ゲットだ。

年間のコース別入着率

●季節別コース別入着率

コース1,2,3,4,5,6
春季コース別入着率
コース1,2,3,4,5,6
夏季コース別入着率
コース1,2,3,4,5,6
秋季コース別入着率
コース1,2,3,4,5,6
冬季コース別入着率

※本誌内のデータ集計期間は特別な記載がない限り2023/1/1~2023/12/31