舟券傾向と対策
3ケタ台!?中穴連発!?
 まず蒲郡と全国の配当分布を比較してほしい。3ケタ配当から万舟券まで全ての配当レンジでほぼ同率。つまり蒲郡は“平均的”なレース場なのだ。全国的に低配当化が進んでいるが、1号艇A級のシード番組がないこともその要因のひとつだろう。蒲郡はその流れには乗らず我流を貫いている。

 細かく見ていくと、序盤は荒れ傾向で、終盤は本命傾向。3ケタ配当が少ないのは1・2・4Rで、万舟率も高い。5R以降は万舟率よりも3ケタ配当の割合の方が高くなる。

 最も万舟券が出やすいのは9Rで、逆に最も3ケタ配当が多いのは10R。万舟率と3ケタ配当が近似値の3Rと6Rは、いわゆる中穴配当が頻発レースと言える。