西山貴浩
西山貴浩

若松

予選トップ争いは西山貴浩に軍配/若松全日本覇者決定戦

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ボートレース若松のGI「読売新聞社杯全日本覇者決定戦開設72周年記念競走」は1日、9~11Rで準優勝戦が行われる。

予選ラストの11Rまでもつれた予選トップ争いは西山貴浩に軍配が上がった。自身は6R6号艇で4着と得点率を落としてしまったものの、3日目までトップだった下條雄太郎は4、3着だったうえ、10Rでは不良航法を取られて10位まで下降。11Rで瓜生正義が1着なら大逆転のトップだったが、馬場貴也の気迫の前に2着と敗れて、ここで決着がついた。

2位は佐藤翼が浮上、3位には瓜生。佐藤翼の奮闘により前田将太は4位となって地元福岡勢で準優1号艇独占とはならなかった。

準優9Rの1号艇は瓜生でパワーは万全の仕上がり。前田、下條、山田祐也の4人が上位の足で宮地元輝は操縦性に課題を残す。馬場は「普通」と話しているが、4日目11Rで瓜生のまくり差しを許さなかった出足は上位に見える。ここは瓜生の逃げに対し、下條がカドからどこまで攻め切れるかが焦点。