毒島誠
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桐生

【GI事前情報】桐生周年3Vの実績を誇る毒島誠が大本命を担う/桐生赤城雷神杯

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展望

ボートレース桐生のGI「開設68周年記念赤城雷神杯」は10月6日に開幕。当地周年3Vの実績を誇る毒島誠が大本命となる。今年は3月の当地一般戦で完全Vを決めて、翌節の戸田SGクラシックでは3年4か月ぶり8回目のSG優勝を飾った。その後、通算1,500勝を達成。7月の津GⅡBR甲子園も優勝して、いい流れのまま後半戦に突入している。お盆開催は無念の途中帰郷となったが、今大会はファンの期待に応えるべく、万全の状態で臨む。

土屋智則は6月の尼崎グラチャンV、山口剛は前回大会覇者。グランプリ戦士の馬場貴也平本真之井口佳典宮地元輝西山貴浩も優勝戦線に絡んできそう。当地SG2V、60周年Vの実績がある瓜生正義、水面相性のいい山崎郡も侮れない。

水面・モーター

レース場は阿左美沼の一角。水質は淡水、水面は標準的な広さだが、ピットから2Mまでの距離が長く、ピット離れの差が出やすい。チルトは1度まで使用可能。標高が高く、気圧は低めで、回転の上がりが悪い。直近1年のコース別1着率は①53.9%、②13.0%、③12.3%、④12.1%、⑤6.6%、⑥2.0%。イン1着率は昨年よりも約4%上昇し、全国平均に近くなっている。また、昨秋の前回67周年では節間全72R中、逃げの決まり手が57本もあった。

エンジンは昨年末から使用。乗り手を選ばずに噴く32号機、6月のヴィーナスSで福岡泉水が優勝した68号機のほか、22、31、36、50、51、60、64、72号機が有力だ。

今節のキモ

今回の地元勢は少数精鋭。毒島を除き、土屋、椎名豊関浩哉久田敏之の4人は、当地周年のタイトルをまだ獲っていない。土屋は昨年に続く2度目のSG優勝で意気があがり、初制覇へ機は熟している。椎名は7月の大村オーシャンカップ、8月の芦屋周年で連続優出を果たし、リズムアップに成功している。スタート力は元より、当地でのエンジン出しにも長けており、最も活躍が期待できる。関は当地ヤングダービーを制しており、注目度は一気に上がりそう。地元で気合の乗りが人一倍の久田は、悲願のGI奪取に燃える。