最後は万舟決着！下條雄太郎が嬉しいGⅡ初制覇！/宮島モーターボート大賞

熱戦を展開してきたボートレース宮島のGⅡ「モーターボート大賞」は14日が最終日。12Rでは優勝戦が行われた。

ピット離れで上田龍星、湯川浩司の大阪コンビが飛び出し、湯川が3コースを奪取。上田はターンマーク起こしの中団位置、ダッシュには松山将吾、下條雄太郎が構え、進入は1254カド46の並びになった。

イン秋元哲は100M付近の起こし位置からコンマ10を踏み込んだが、大外の下條がコンマ07のトップスタート。ダッシュに乗った下條を誰も止めることができず、そのまま一気に内を飲み込んだ。バックでは早くも独走態勢を築いて、焦点は次位争いへ。ブイ際を突いた松山とインで残した秋元が2番手につけていたが、内から追い上げてきた坪井康晴が2マーク内へ切り込んで逆転2着。上田、松山、秋元の3着争いは、2周2マーク全速戦に出た秋元が制した。2連単6-2は1万400円27番人気、3連単6-2-1は3万5500円99番人気。

下條の伸びは前検から目立っていたが、最後の大一番でチルト0.5を選択してさらにパワーアップ。F持ちながらトップスタートを決めて、豪快な大まくりを披露した。今夏が通算22回目、当地は2回目で、嬉しいGⅡ初制覇となった。

優勝戦の結果はこちら 宮島12R