守田俊介
守田俊介

宮島

【GⅡ事前情報】上位陣は実力・実績拮抗!主力は守田俊介、原田幸哉のSG覇者/宮島モーターボート大賞

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展望

ボートレース宮島では3月9日からGⅡ「モーターボート大賞」が開幕する。参加選手はベテランから若手まで、スピードのある技巧派が揃った印象。主力は守田俊介原田幸哉坪井康晴湯川浩司岡崎恭裕となる。守田は約4か月の長期休み明け初戦となった1月の徳山一般戦で優勝と、全くブランクを感じさせない走りが際立った。原田も守田同様に切れ味鋭いS力が魅力で、今期の平均Sも1月時点でコンマ10と抜群の安定感を誇る。Sの難所として知られる当地なら威力は倍増するはずで、注視しておこう。

水面・モーター

レースの開催時期は水面に対して前半の追い風から、後半は向い風に変わる傾向が強い。しかも今大会の潮回りをみると干満差は連日3M以上あり、序盤3日間が大潮で、後半3日間は中潮。そして注目すべきは干満の時間帯。満潮水面は昼までとなっており、昼過ぎからは干潮へ向かう引き潮水面。風の強弱にもよるが、スピード水面となる。

また、エンジンは上位とみられるエンジンのほとんどが伸び型。これに該当するのは正月開催で山口剛が優勝した75号機や、21号機、39号機、29号機あたり。実戦で威力を発揮する27号機と11号機に、初卸しから動きが目立つ59号機も上位機と見た方がいいだろう。

今節のキモ

2月のGI「中国地区選手権」を経て、今大会に挑む選手は7名。地元からは正木聖賢船岡洋一郎下寺秀和浜先真範。岡山は末永由楽、山口は長尾章平井本昌也が該当する。直前で現行エンジンの相場や特徴を把握できるのは大きなアドバンテージとなるので、手にしたエンジン次第では初戦から狙撃するのも面白い。他では当地で好実績を残している野中一平に、成長著しい地元の宗行治哉高橋竜矢の好走にも期待したい。