枠番不利でもパワーは文句なしの準優6枠トリオに注目/びわこレディースオールスター

ボートレースびわこのGⅡ「第8回レディースオールスター」は23日に4日間の予選が終了し、5日目は準優勝戦が行われる。

予選最終日は勝負駆けもあって波乱になるのが相場だが、4日目は今節初めて3連単万舟券なしと平穏な1日になった。勝負駆けをしようにもパワーの優劣があり過ぎたか。4日目最高配当となった8Rでは、スタートでドカ遅れした内枠勢を4カド宇野弥生がまくって勝利。スタートは控えめながら、ここで2着に絡んだのは高田ひかるだ。「整備して、さらに良くなってます。スタートが同じなら、まくれるくらいの足です。1マークは(接触して)危なかったけど、そこから伸びて行った。ターンから直線のつながりも良くなっています」と足は上向き。今節はFを切ってしまったが、最終日まで追いかけたいパワーになっている。

準優メンバーで注目のパワーは、上田紗奈、西村美智子、西岡成美の6枠トリオ。上田は「足は全部いいです！今節はリラックスして走れていますし、準優でも楽しく走りたい」と胸の内を語った。「伸びも悪くないが、出足がめっちゃ出てます。スタートは早いと思ったら早いし、勘通りですね」と言う西村も、エンジンに関しては問題なしだ。

予選ラストで2着以上の勝負駆けに成功し、準優では5人の女王経験者に挑む西岡成は、「準優は無理だと思っていたので、嬉しい！調整が合えば中堅上位はあると思うし、ターン回りもいいです。スタートの見え方も勘通り」と最高の笑顔を見せた。いずれも6枠で展開は厳しいが、枠番・成績・実力も上位の面々に対して、絶対に負けないパワーはある。一発勝負の準優だけに、上位に食い込む余地は十分あるだろう。