琵琶湖
琵琶湖
新旧女王を相手に井上遥妃が大健闘/びわこレディースオールスター
{{ good_count }}
ボートレースびわこのGⅡ「第8回レディースオールスター」が20日に熱戦の火ぶたが切られた。
前検で評判のパワーだった2選手は悔しい船出。一番時計をマークした高田ひかるは12R「ドリーム戦」4号艇で登場したが、1マークで展開を突けず5着。「スタートは全速で行けたし、伸びも良い雰囲気があったけど、1マークの判断が遅かった。舟足の仕上がりは悪くないと思う」と唇を噛んだ。
前節の完全Vエンジンを引き継いだ上田紗奈は、「ターン回りとかは前検と同じで良かったんですが、スタートができませんでした」とコンマ25で完全にスタート負け。ペラを自分仕様に叩き変えて気持ちも新たに2日目へ挑む。
今節で最も若い登番の井上遥妃は、1走目で浜田亜理沙、日高逸子の新旧女王に先着して2着と大健闘。「2着が獲れて良かったです。そのままで乗りやすかったから、何も調整せず行きました。展示ではタイムに色がついていないし、良くないのかと思ったけど、レースに行ったら良かったですね。今回は3~6コースで行きたいと思っています。1~2枠も回ってくるよと言われたのですが、あまり練習もできていないし、不安なので」と機力にも好感触を得ていた。
最年少は今節唯一の10代・神里琴音で、前検からパワーが評判になっていた。「伸びが良いです。他の人より伸びる感じがしたし、中堅以上は絶対にあると思うし、もしかしたら上位かも。ペラも合っていたし、乗り心地も悪くなかった」と、かなりの手応えを感じている様子。同じレースで戦った海野ゆかりは「(神里は)思ったより出ていた」と証言している。
神里と同期の北村寧々もエンジン評価は高い。初日1走目は1枠でインを主張し、3着に粘った。「戦える足はあるし、乗り心地も悪くないです。気になるところはないですね。びわこは3戦目で前回も力強い足で準優に乗れました。今回も足は良いので、頑張ります」と気合も入っている。