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大村
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ボートレース大村のPGI「第5回BBCトーナメント」は14日に最終日を迎えた。 BBCトーナメントの楽しさが、最大限に表れたシリーズだった。
選出順位1、2位の松井繁と石野貴之はトーナメント1回戦をインから押し切って、準々決勝戦、準決勝戦も貫禄勝ち。ここまでは誰もが予想することができた内容だった。しかし、1回戦で6号艇だった関浩哉は3着に入ると、準々決勝も6号艇で3着、準決勝では6号艇で2着に入った。そして、最大の注目だったスーパーアミダマシンでは、1号艇を引き当てた。緊張からか、恥ずかしさからか、抽選後はSGレーシングスーツで顔を隠した。
レース前は緊張していたという。「エンジンをかける時に手が震えてました」。そんな極限状態にも打ち勝った。グランプリシリーズではインからコンマ43のドカ遅れ。今回は遅れないだけのスタートを決めて押し切った。近い将来にSGを取っても不思議ではない逸材。2023年は涙で終わってしまったが、24年は笑顔で最高のスタートを切ることができた。
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