三拍子揃った好足で勝負を挑む高倉和士/福岡三都市対抗戦

ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦 福岡J・アンクラス杯」は26日に5日目を開催。

3日目以降中間着が続いていた高倉和士だったが、機力自体は節イチを競うレベル。それを証明するように5日目は前半カードで豪快な4カド強襲を決めると、準優はシャープなまくり差しで2番手をきっちりと確保。前走地GI常滑ダイヤモンドカップに続く連続優出となった。「気温が高くなったので回転を合わせ直しました。伸びは少し落ちたかもしれないけど、どの足も良くてトップ級だと思う。ピット離れを含めてどの足もいい。十分に優勝を狙える足です」と満足のいく状態に仕上がっている。

優勝戦は5号艇。「準優がベースになるけど、伸びに寄せる調整を試しても面白いと思う。そこは気温との兼ね合いもあるので展示を見てお客さんに判断してもらえれば」と一発仕様の調整も示唆した。レース足重視か、伸び使用か。いずれにせよ4カドが伸び型の藤山翔大なら好展開も見込めそう。2コースから制した6月に続く3度目の当地制覇を狙う。

優勝戦の出走表はこちら 福岡12R