福岡
福岡
「また頑張っていきたい」主役にふさわしい走りで篠崎仁志が優勝/福岡三都市対抗戦
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦 福岡J・アンクラス杯」は27日に最終日を迎えた。
「今年1番の勝負どころ」と話していた8月のSG福岡メモリアルは低調機を仕上げることができず、まさかの予選落ちを喫した篠崎。それが尾を引いたわけではないかもしれないが、以降の篠崎仁志は明らかに精彩を欠いていた。休み明けの若松周年、常滑ダイヤモンドカップはともに途中帰郷。そんな低調気味の中で今節を迎えた。
手にした67号機の評価は序盤から高かった。辛口の機力評価をすることが多い篠崎が「いいと言われる人にも足負けしない。足には満足しています」と言うくらいだから、パワーは確かだったのだろう。優勝戦は展示と本番で風向きが変わる難しい条件だったが、きっちりトップスタートを決めて先マイ。主役にふさわしい走りで昨年7月以来の優勝をつかみとった。
前述したように近況は思うような結果が出ていなかっただけに、この優勝を浮上のきっかけとしたいところ。本来であれば三国で開催されていたSGチャレンジカップに出ていてもおかしくはない実力の持ち主だ。
次は12月6日から開催される芦屋周年に参戦予定。まだ来年3月のSGボートレースクラシックの権利は持っていない。残されたチャンスは次節と来年2月の九州地区選の2節。数少ないチャンスをモノにして、来年こそグランプリロードを歩んでもらいたい。
優勝者コメント・篠崎仁志
「いい緊張感の中でレースできました。久々の優勝戦1号艇というのもあったけど、結構緊張しましたね。本番は一番吹いてほしくない風(追い風)が吹いていたので、スタートが難しかったです。自分の中ではゼロ台に入ったくらいの感覚。コンマ15と聞いたけど、抜けたトップスタートだったのでよしとしましょう。今節はペラをほんの少しだけ触っただけで、エンジンは良かったです。先日(福岡最多優勝回数を持つ)松田雅文さんにお会いした時に「仁志君に自分の記録を抜いてほしい」と言ってもらえたので、それが励みになっています。最近は結果が出なくて思うこともあったけど、この優勝をきっかけにまた頑張っていきたいと思います」。