地元・柳生泰二が「ほんまに気合を入れて行く」と闘志満々/下関マクール杯

ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース8thマクール杯争奪戦」は26日に開幕する。初日のメイン12R「ドリーム戦」の1号艇に選ばれたのは、地元・柳生泰二。前回の当地戦ではイン逃げで今年5度目の優勝を飾っており、連覇を目指しての参戦となる。「クラシックの権利を獲得したいので、ほんまに気合を入れて行く」と前検から闘志満々。手にしたエンジンの勝率は低めだが、前検ではまずまずのタイムだった。

好素性機を獲得したのは坪井康晴。2連対率は低めだが、乗り手に恵まれなかったことが大きい。「感触はいいです。レースしてみないと正直分からないが、行き足、伸びは気にならない。スタートは届いてた。もらったままでもいいかなという乗り心地だった。ペラの点検くらいで」と感触も良さそうだ。

ドリーム組でストレートが良さそうだったのは竹田辰也。「伸びがいい。直線で押してくれる感じがあった。特訓はチルト0.5度のまま。ただ、起こしがもうひとつなのでチルトは0に下げると思う。ペラは半分やったので、もう半分を叩く」とコメント。今年の優勝は4回で、5度目の優勝を目指す。

ドリーム組以外では村上純、堤啓輔、松下誉士が好気配。村上は「エンジンは悪くないと思う。むしろいい。合わせやすそう」とコメント。ペラは自分の形に叩いている途中だが、エンジンには力がありそうで、大暴れの予感が漂う。堤は「いいと思う。起こし、手前がしっかりしている。伸びは普通くらい。好きな感じ。ペラを見てから調整は考える」と強調。前検の展示タイムが出ていた松下は「違和感はなかった、特訓では普通くらいだと思う。チルトは跳ねてもいいかなという体感だった。ペラを確認してから」としていた。

女子で注目は向井美鈴、香川素子、魚谷香織か。気配が良かったのは香川で「ペラはそのまま。足は良さそうでした。スタートが早過ぎて、よく分からなかった」と話す。「イン屋」として売り出し中の池田奈津美も好気配で、「ペラは少し叩いた。出足は良さそうだったし、伸びも悪くない。久々にいい。これを壊さないようにしたい」と笑顔を見せた。

ドリーム戦の出走表はこちら 下関12R