鳴門
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【GI事前情報】主役はメモリアル覇者の馬場貴也、水面好相性の丸野一樹が迫る/鳴門大渦大賞
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展望
豪華メンバーの戦いだが、馬場貴也が主役を務める。SGロードは7月の児島オーシャンカップでファイナル1号艇をものにできなかったが、次の福岡メモリアルはポールポジションVで素早くリベンジを果たした。調整手腕も頼もしく、機力を的確に仕上げてシリーズをリードする。磯部誠も特別戦の活躍がめざましい。徳山グランドチャンピオンでSG覇者の仲間入りを果たすと、オーシャンカップの準優勝で地力をみせつけた。大会連続優勝を狙う丸野一樹は2021年にBBCトーナメントを制しており水面相性は抜群だ。地元勢は島村隆幸がエース格の存在に進化している。Vラッシュの今年は宮島、児島と、GIで2回の優勝を飾っており、地元周年タイトル奪取をしっかりと視野に入れている。水面・モーター
4月の使い始めから日は流れているが、エンジン相場はエース候補が現れては消えてを繰り返している。明確なトップ機は不在で2連対率上位のエンジンでも素直に信頼してはいけない。そんな中、初おろしから比較的安定株は22号機。乗り手を問わない出足の良さがある。夏場以降にグングン動きを良化している70号機にも注目したい。そして、本格的な冬シーズンを迎える当地はホーム追い風傾向が強まる。荒れ水面となり、安定板装着、短縮戦も増す。強めの追い風ではイン艇が落として回るところへセンターの一撃が高配の狙い目。さらに風が強まるとまくりが流れ、アウト勢の差し技が大波乱を演出することとなる。今節のキモ
荒れ水面の戦いとなると島村をはじめ、走り慣れた地元選手が優位に立つ。そんな水面でも代名詞のチルト3度を武器に戦うのが菅章哉。9月の唐津周年の優勝戦でFの勇み足で、規定によりここを走り終えるとGI戦はしばらく登場できない。ただ、優勝すれば3月のSGクラシック出場権が手に入るだけに、気合を入れて頂点を目指す。そして、大舞台でシャープに立ち回る田村隆信の元気な走りがみたい。