今垣光太郎が予選トップを死守/大村海の王者決定戦

ボートレース大村のGI「開設71周年記念 海の王者決定戦」は14日に予選が終了した。

激しいトップ争いを制したのは今垣光太郎だ。予選ラストは6号艇から4着に食い込み、得点率8.00で枝尾賢と並んだ。ただ、開幕3連勝の貯金は大きく、上位着順の差でトップを守った。「この4等は大きいですね。スタート以外は良かったですね。バランス型で出足も伸びも納得。行き足も問題なくてスタートがめちゃくちゃ届く。日に日に早くなってきているし、ペラが段々合ってきたと思う。数字通りの感じになっています」とコメントも良くなってきた。今垣はグランプリへの勝負駆け中。当地周年を制して、次の地元三国「チャレンジカップ」へつなげたい。

枝尾は惜しくも2位だったが、3日目からエース19号機が本格化してきた。まずは準優を押し切ってファイナルへ。3位は石野貴之。「仕上がり的には全ての足がいいですよ」と舟足は問題なし。「スタートは1本早いのを行ったので気をつけて行ってます」と、F休みが未消化のため課題はスタートの思い切りだろう。2日目のドリーム戦はコンマ02のスタート。準優はどこまで突っ込めるかが鍵になりそうだ。4号艇には伸びがすごい藤原啓史朗がいるだけに、波乱含みになるかもしれない。