田口節子
田口節子

徳山

「ホッとしました」田口節子が緊張の中、人気に応えて全速V/徳山ヴィーナスシリーズ

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ボートレース徳山の「マクール杯争奪徳山ヴィーナスシリーズ第14戦」は27日に最終日を迎えた。

初日ドリーム戦を制したのは魚谷香織。3コースから1枠の遠藤エミを破る金星。初日連勝発進ということで、そのまま勢いに乗ったが、それを上回ったのが田口節子だった。田口は2日目のドリーム戦をイン逃げで制し、初日、2日目と4戦全勝。

その田口が唯一、負けたのが4日目12R。インの魚谷が押し切って、4枠田口は2着だった。機力相場もこの田口と魚谷がツートップを形成した。田口は3日目に不良航法の減点がありながらも予選1位通過。あとは準優、優勝戦を逃げるだけとなった。魚谷も13年ぶりの「地元・徳山」での優出で見せ場を作ったが、あと一歩及ばなかった。

今節も実績組が順当に結果を残したが、127期の松本怜がうれしいデビュー初優出。新しい風を送り込んだ。また、5200番台の選手も多く連に絡む結果を残し、若手のアピールが目立ったシリーズだった。

優勝戦の結果はこちら 徳山12R

優勝者コメント・田口節子

「人気になるのは分かっていたので、飛んだら大変なことになると思って、まあまあ緊張しましたね。じっとしていられなくて、何をするでもなくウロウロしていました。優勝戦はスタートに神経を使いました。まったく分からなかったけど全速で行けました。魚谷選手が見えたので差されないようにだけ気をつけて回りました。先頭でゴールできてホッとしました。クイーンズクライマックスへも結構、安全圏に入ったと思うので、事故がないように年末まで行きたいと思います」。