澤田尚也が連勝で得点率トップに浮上

ボートレース浜名湖の「日本財団会長杯」8日が予選2日目。 開催2日目は4R以降は雨が降る中での戦いとなり、気温の方も徐々に低下し肌寒い中でのレースに。この日のインは、前半1Rではピット離れでインを取り切った下河雅史を含めて5勝2着3本の8連対。3連単万舟券は4本で、配当的には本命サイドか高配当とやや極端な傾向に。

各レースに散った初日DR組は地元総大将の服部幸男がまくりと逃げで、また澤田尚也は逃げと差しでそれぞれ連勝ゴール。佐々木康幸も2走舟券に貢献の走りを見せたが、池田浩二や今井貴士は6枠の時に4着と小休止。赤羽克也は5、6着と崩れ予選突破へピンチという状況に。DR組以外では大場敏や大澤普司が2走ともに舟券に絡んだ。また君島秀三も2日目は2、3着としたが後半レースでは不良航法の減点を取られて3戦オール舟券絡みながら得点率は23位、予選ラストは厳しい勝負駆けが待つことに。

気温が一気に下がり初日にパワーを見せつけた面々も2日目はパワーを持て余し気味だった様子で、初日連勝の大澤大夢は「初日が良かったからそのまま行ったけど全然乗れなかった」と言えば、別府正幸も「後半の時間帯だと回りすぎで調整が必要」と調整面に課題を残した形。一方、2日目連勝の澤田は「4月に優勝した時と同じペラの形がマッチしてますね」で舟足には納得の表情。得点率もトップに浮上し、3日目は予選トップの座を狙っての2走に。また服部幸も舟足の雰囲気は悪くなく、得点率3位から準優1枠の座を目指す予選ラストとなる。

また、今節大看板の池田浩は現在得点率2位。「ターン回りは好きな感じだけど、伸びが良くなく評判通りの足」とストレート系の弱さを嘆く現状で「回り足を落としてでも直線が欲しい」と伸びの上積みを求めたペラ調整を示唆。逆転予選トップへは、その成果が明暗を分けることとなりそうだ。