守屋美穂の思い切りのいい攻めと好配演出に期待！/びわこ大賞

ボートレースびわこで開催されているGI「開設71周年記念 びわこ大賞」は5日に5日目を開催。朝からイン逃げのオンパレードとなった。

数年前に1Mブイをスタンド側に振って以来、「イン受難水面」から「イン天国水面」に変貌を遂げた当地。スタートが揃う記念レースにおいて、特にイン主導のレースが増えるのは必然と言える。ただ、すべてのレースが逃げ決着というのも、なかなか起きる事ではない。朝から逃げ11連発で迎えた準優12Rはシリーズリーダー菊地孝平が2着惜敗。3連単は万舟決着となった。

最終日も朝からイン艇が幅を利かせるレースが多くなりそう。そんな中でも狙い目となりそうなのは、2Rと9Rに登場の守屋美穂だ。「エンジンはずっと良いのに、もどかしい」と話しているが、男子相手に6コースまくりを披露する攻撃派だけに、最後の2走は思い切りのいい攻めに期待。

「出てますよ」と力強く話すのは、1Rと6Rに登場する渡邉和将。地元の松山将吾も「足は悪いところがないし、最終日は何とか1着を獲って帰りたい」と熱く語る。3枠の7Rが狙い目だが、6枠の2Rで大穴を狙ってみても良さそうだ。

12年前の当地周年でGI初優勝を飾った篠崎元志が、その時と同じ2枠で優勝戦に登場する。12年前は1枠の王者・松井繫を差し切ったのだが、「ここ何年も記念を獲れていないので、GI初Vで縁があるかもしれないこの水面で結果がついてきてくれたら、うれしいですね」と語る表情が何とも印象的だった。

優勝戦の出走表はこちら びわこ12R