堀本和也が無傷の3連勝も舟足には満足いかず

ボートレース浜名湖の「静岡朝日テレビサンライズカップ」は1日が開催2日目。 開催初日とは風向きが変わり追い風基調の中で争われた。

初日はイン受難、高配当連発だったが、2日目はイン逃げ5本、万舟券は2本とややレース形態としては落ち着いた印象。早くも予選ラストを迎えるが、ここまで無傷の3連勝でシリーズリーダーの活躍を見せているのは堀本和也。ただ、スタートや乗りっぷりの良さは光っている一方で、舟足への評価はかなり低く…。「ピット離れを求めても出ないし、それだと伸びは1つやられる。後半は1号艇で伸びを求めたけど、それだと出足が普通で伸びは中の下。着順ほどの足はないですね」という現状。予選ラストは6枠含みの戦いで「ピット離れを求めて調整します」と話していたが、本体の底力的に大きな上積みがあるかどうかは微妙。

一方、得点率2位の竹田和哉や3位の佐藤翼は実力が活かせる舟足で、4位の伊藤将吉も伸びを軸に悪くない仕上がり。この4人の開催3日目はそれぞれ6枠含みの2走、優勝戦1枠を巡る争いは不利枠をどうしのぐかがポイントとなってきそうだ。

短期決戦だけに優出ボーダーは流動的。現在の6位は後藤盛也、森悠稀の7.67だが、上位陣が不利枠を残しているだけに大きくボーダーが下がる可能性も。現在15位の星栄爾、17位の森定晃史、そして18位の佐藤博亮ら足いい選手がメイチの勝負態勢。枠番的にも上位着が狙えそうな位置で、パワーを武器に逆転ファイナル入りなるかにも注目が集まる。