琵琶湖
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「ビナちゃんモーター」の茅原悠紀、桐生順平が前検で一番の動きを披露!/びわこ大賞
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ボートレースびわこのGI「開設71周年記念 びわこ大賞」は30日、前検が行われた。ピットで最も注目されたのは、地元エースの馬場貴也と、エース機を引き当てた春園功太。しかし、馬場は「水準くらいはあるかな、という感じです。合わせれば乗り心地は良くなりそうな感じはするけど、足はどうかな。部品も換えようと思う」と、今年6戦目となる地元戦で初めて厳しい表情を見せた。
一方、夏場を過ぎても毎節強烈なパワーを披露するエース57号機を引き当てた春園は「伸びは若干良い感じはあるけど、そこまでインパクトはないですね。真冬仕様のペラで、このままではスタートできないので叩きます」と、こちらも意外なコメントに終始した。
57号機と同じく「ビナちゃんモーター」と呼ばれる成績上位エンジンは全部で6基。21号機の原田幸哉は「好みと違うのでペラは叩くけど、久しぶりに劣勢感なく乗れた」と高評価。36号機の地元・松山将吾は「回る調整で行ったら、良い反応でした」、25号機の丹下将も「伸びは一緒くらいでしたが、数字どおり悪くなかった」と共に上々の手応えだった。
更に66号機の桐生順平と26号機の茅原悠紀は前検で一番の動きを披露。「本体は良いとは思いますが、練習ではその良さは実感できなかった」と桐生は辛口コメントだったが、動きは明らかに水準以上。茅原は「ペラは見もせずにそのまま乗ったけど、感触は良かった。特訓では直線に出る雰囲気があった」とこちらは文句なしに出ていると実感していた。
選手間で評判になっていたのは遠藤エミと小山勉。地元の遠藤は「ペラは両面叩いて行きました。直線は良いかなと思います」、小山は「かかりや乗り心地が良いので、安心感がある。行き足も問題ないです」と、共に笑顔で語っていた。