柳内敬太は「全部が◎」で初日を連勝発進！

ボートレース常滑の「日刊スポーツ杯争奪第33回マリンキング決定戦」は10日に初日が開催。

メインの「予選ドリーム戦」は、なんと3艇フライングの事故レースとなってしまった。優勝候補が3人も脱落。そんな中でタッチSで難を逃れたのが、地元エースの前田篤哉。「回った後がいい。朝にエンジン洗浄をしたのが良かった。回転も出てきた。今節の中ではエンジンいい方だし、あとはSがいけるかどうか。ずっとSに自信がなかったけど、成績の悪かった若松でSの感覚がつかめた。Sを行っても入ってるんだと自信が持てた。今節は頑張ってSいきますよ」と久々に気持ちのこもったコメントが聞かれた。近況の不振はSが原因だと言うだけに、そこか改善されるなら今節は期待大。このままシリーズリーダーとして引っ張って欲しい。

柳内敬太は初日連勝と気を吐いた。「悪くないと言うか、出ていってるんで全部いいです。全部の足に◎が付く。もらった時から良かったけど、微調整で回転合わせただけ。楽しみですね」と思わず笑みがこぼれる。他では1、2着の長岡良也と坂井康嗣が上々の気配。長岡は「スリットは気にならない。回った感じがスムーズじゃない。そのへんは足色で離したけど、もう少しスムーズさが来れば楽に行けますね」と評価。坂井は「行き足がいいし、伸びも悪くない。Sは置きに行く感じでも、余裕がある。全速で行けば、もっといいんでしょうけど…。回ってからもスムーズだし、乗りやすさもある。常滑は久々だけど、調整も大丈夫」と頼もしいコメントが出た。