ドリーム戦は1号艇に抜擢された森永隆の逃げに期待！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「住信SBIネット銀行賞」は9日から12日までの4日間短期決戦。予選はわずか2日間。3日目に準優が行われる。ヤングダービーの直前ということで、今節は良機不在の低調機シリーズ。19号機など好素性機は1基も出ていない。

メインの12R「ドリーム戦」は、1号艇に抜擢された森永隆の逃げに期待したい。26％のエンジンで、「ちょっとイマイチ。行き足は少し物足りない。ターンもちょっと物足りない。ペラを叩いて整備も考えます」と前検気配はイマイチ。だが、初日は7Rまで時間はたっぷりある。戦える足に上積みしてくるはずだ。「せっかく選らんでもらったので、頑張らないと」と気合は入っており、スタートを踏み込んで逃げ切りを目指す。

対抗は今年早くも6度の優勝を飾っている大上卓人。記念の斡旋がなぜか少なくて一般戦ばかりだが、しっかり結果を出している。「回転を抑える方向で少し叩いて、それでも回り過ぎ。回転が出ているんで悪くないと思う。班では変わらなかった。本体はやらなくてよさそう。ペラは叩いてる途中」とコメント。12Rはカド自在戦で首位争いに加わる。

山本隆幸は5月以降の勝率が6.07。A1へ勝率を上げたいところ。「最近調子は悪い。スタートが行けていない。でも、今回は気合を入れて行きます」と張り切っていた。エンジンはBクラスで悪くない。「回転が上がりすぎていたので、叩きました。班では分がいい感じで悪くなさそう」と、十分戦えそうな雰囲気だった。

前検一番時計は山下夏鈴だが、Fを2本もっていてスタートは行けない。「伸びは良かった。ペラは叩いてない。4～6コースで。事故点が高いし、無理はできない。スタートは控えめだけど、ちゃんとターンして着は取りたいと思っている」と話していた。

ドリーム戦の出走表はこちら 下関12R