準優1号艇は田川大貴、武富智亮、柳生泰二

海響ドリームナイターのボートレース下関「ふく～る下関オープン11周年記念 日本トーター杯 準優進出バトル」は5日、準優をメインに6日目を開催する。

5日目は5m前後の強い追い風が吹き、波乱が続出した。そんな中で行われた準優進出戦でインから逃げたのは柳生泰二のみ。江本真治は2着、齊藤仁は4着、春園功太は大敗を喫して負傷のため帰郷した。

準優1号艇をゲットした9R田川大貴、10R武富智亮、11R柳生。田川はF休み明けだが、「やりました。良かったです。伸びてましたね。伸びが良くて、伸びで負けることはない。グリップもしていた。ただ、出足は◎ってことはないかな。普通はある。足は上の方だと思う。気になるところもない。現状はスロー向きではないので、枠によって調整はする。パンチはなくなるけどスローからでも持つ伸びはある。反応もあるし、大丈夫だと思う」と話した。

武富は準優進出戦で1号艇の江本を差し切り快勝。「進出戦は追い風のおかげだし、今節は展開に助けられている。ただ、1M差していたけど、バックでは江本さんに前に行かれていた。やっぱり足はキツイです。めちゃめちゃ悪いってことはないし、舟の向き、掛かりはいい。しっかり回ってこれる感じがある」と展開勝ちを強調していたが、戦える足はありそうだ。

一方の江本は「少し上向いているけど、出し切れていない。もうひと足、来させたいけど、それができていない。自分の操縦ミスです。情けないです」と肩を落としていた。

3日目から6連勝の柳生は機力節一と言っても過言ではない。「足合わせをしていないので比較は分からないけど、レースに行くと余裕がありますね。あとはスタートだけ。今年の優勝は4回。これを5回にしたいので、気合を入れていきます。連勝はあまり意識せず優勝だけを狙っていきます」とコメント。準優はインで不動の軸だ。