石野貴之が見事な調整手腕を発揮/住之江高松宮記念

ボートレース住之江のGI「第51回高松宮記念特別競走」は3日に開幕した。 開幕戦の1Rは地元の西村拓也が人気に応えて快勝。後半8Rでは3着にまとめ初日は3連対。実力あるフレッシュな若手も多い大阪支部だが、西村はデビューしてから17年目に入り大阪支部の中では中堅の存在となるが、意外にも記念以上のタイトルを獲得した事はない。今回こそはとの意気込みで、本人も地元ビックタイトル獲得を熱望。「バランスが取れていい感じですね。ターンのしやすさがある」と手応えも確かで2日目も注目だ。

2日目12R「ジャンピー特選」の1号艇に構えるのは石野貴之。前検では「良くなかったので、エンジンを触ってみる」と険しい表情を見せ、初日5Rではピストン2本、ピストンリング4本、シリンダとセット交換を行った。4コースカドからブイ際を差すとバックでは伸びて2着。後半9Rは宮之原輝紀に競り勝ち2着とし、初日は2着2本で白星こそなかったものの、「足はいいです。確実に良くなっている。整備の効果があった。行き足、スリット近辺がめっちゃ良くなっている」と気配は一変。2日目12R「ジャンピー特選」は石野の信頼戦となりそうだ。

ジャンピー特選の出走表はこちら 住之江12R