峰竜太
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住之江

「僕の夢物語に付き合って下さい」ナンバー1へ向けて峰竜太が再始動!/住之江高松宮記念

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ボートレース住之江のGI「第51回高松宮記念特別競走」は8日にシリーズが閉幕。今節はWドリーム制で行われ、初日は松井繁、2日目は石野貴之が1号艇を務めた。しかし両者ともに敗れるなど、地元勢は苦戦。準優には5選手を送り込んだが、優勝戦には1人も進出する事ができず。高松宮記念の優勝戦に地元勢が不在となるのは、第32回大会以来となる19年振りの出来事だった。

今回優勝を決めたのは峰竜太。第40回大会のチャンピオンが11年ぶり、2度目の頂点に立った。中央ホールで行われた表彰式に集まったファン層は、20~30代の若い世代が中心。ひと昔前では考えられなかったが、峰というスーパースターの登場が若年層のファン獲得に至ったのは間違いないだろう。最後に年末のグランプリに向けての抱負を聞かれると、「みんなが応援してくれるだけで、ナンバー1に戻ってこれる。僕の夢物語に付き合って下さい」と話し、ファンの大歓声に包まれて表彰式が閉幕した。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R

優勝者コメント・峰竜太

「初めてグランプリで優勝した時は泣いたけど、その時の感じです。今回は泣いてないけど(笑)。GIの1号艇という事もあるけど、住之江ということもあって気持ちの入れ方が違った。あの時のグランプリの事を思い出して、優勝しか取り返せないと思っていたので本当に夢のようです。あれが自分のボート人生の中でも忘れられない出来事で、自分はグランプリを取るべき人間じゃないと思ってしまった時もあったけど、こんなに一杯のファンの方が応援してくれて、まだ頑張ってもいいのかなと思えた。ここから恩返しのつもりで走れればと思います。

今年はメディアでグランプリに行きたいと言ってたけど、自分は言った事は絶対に叶えたい。これからボートレースダービーを獲って、グランプリも獲れれば、僕の人生は最高なんじゃないかと思う。その為にも頑張りたいです」。