地元の柳生泰二がただ一人の連勝スタート！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「日本トーター杯 準優進出バトル」は31日に開幕した。地元の柳生泰二がただ一人の連勝発進。前半7Rは1周2M鋭い旋回で逆転勝利。後半のドリーム戦はインから逃げて快勝した。「起こしで鳴いたので、チルトはもらった0.5から0に下げた。回ってからの足は良かった。外周りはやったので、ここからペラで全体的に上積みしたい」とターンした後のセカンドの足が良さそうだ。

春園功太と宇留田翔平は2連対にまとめた。春園はF持ちだが、まくり差しを決めるなど中堅は十分ありそう。ただ、「そのまま行ったけど、出てなさすぎて、最後は追い付かれた。普通くらいあればそのまま行こうと思ったけど、全部の足がよくないのでペラをたたいてみる」と本人の手応えはイマイチ。若松のルーキーシリーズから中2日で当地入りした宇留田は「足は全体的に上位だと思う。回り足がいいし、伸びも悪くない。ただ、乗り心地だけは展示とレースで感じが違っていたので、もう1走は様子をみたい。足はこれでいいと思う」とコメントしていた。

一方、エース級の19号機を駆る江本真治はインで2着、ドリーム戦は6着に敗れるなど、幸先のいい船出とはならず。「ペラはそのまま。前半の1Mは自分のミス。足は見ての通りです」と言葉少なだった。

8Rで江本をまくり差しで破ったのが吉村誠。「展示から伸びる感じがあって、想定通りの展開になった。足はそこそこいってますね。あのエンジンに勝てましたし。良かった。伸びが良くて、回り足も悪くない。初日はピット離れがなかったので、出足重視の調整でいってうまくいった。これでピット離れが大丈夫ならいい。下関は相性いいですね」と喜んでいた。