地元で気合が入る原田篤志が実績機を獲得

ボートレース下関の海響ドリームナイター「ヤクルト山陽杯」は19日から23日まで5日間の日程で開催される。大山千広と小野生奈は家事都合のため、当地フレッシュルーキー野田彩加は私傷病のため、残念ながら欠場となった。

今節はいいエンジンはほとんど出ていない低調機シリーズ。そんな中、地元で気合が入る原田篤志が前々節に吉川昭男が優勝した実績機を獲得した。そのシリーズには原田も出ており、その時は低調機に苦戦していたが「前回とは全然違う。直線は普通だけど、行き足が良かった。回った感じもいい。ペラも自分の行きたい形だった。このままでも行けそうだけど、また明日(初日)乗ってみて。今節はいけそうな気がします」と好感触。12R「ドリーム戦」はイン逃げに期待したい。

原田の対抗格は藤岡俊介で、スタート力は言うまでもなく抜群。舟足も「試運転では原田選手とそんなに変わらない。高橋正男選手には伸びていた。特訓はスタートで遅れてばかりでよく分からない。重さがあったのでペラをやる」と話しており、12Rは両者のスタート勝負になりそうだ。

一方、深川真二は行き足に不満そう。「ペラは叩いていないけど、回ってないね。行き足が悪いのが気になった。ペラはもちろんだけど、時間をみて本体をやるかも」とペラ調整などで上積みを狙う構え。清水愛海は事故率がかなり高く、無理はできない。しばらく我慢してB1に踏みとどまりたいところ。

前検気配良かったのは、長野壮志郎と森悠稀。長野は「まあまあいいかも。ちょっと重さはあるけど、みんなとあまり変わらないし、このままでも行けそう」、森は「ペラは少し止めて行った。班でも出て行く感じがあったし、良さそう。このまま行くつもり」と話していた。

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