山川美由紀
山川美由紀

レディースチャンピオン最多優勝の山川美由紀が時代を跨ぐ優勝を狙う!/津レディースチャンピオン

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ボートレース津のPGI「第37回レディースチャンピオン」は2日に2日目が終了した。 前節、低調機シリーズとはいえ白井英治が節イチの伸びを誇っていた58号機。白井は足重視にしていたとすれば、軽量の女子が乗ればちょうどいいのでは?そんな思いもあった。「そんな極端な形ではなかった。1年前、津に来たときには最後に正解が出たんですが、その形とベースはかなり近かったので」と、手にした山川美由紀は2日目を終えても「ノーハンマー」とペラにハンマーは入れていない。

2日目前半を逃げて日またぎの連勝。レディースチャンピオンは最多の35回目の出場。15優出4Vはどちらも最多。大会97勝も最多。レディースチャンピオンの実績で彼女の右に出る選手はいない。さらに言えば、最年長Vも彼女の看板だ。1996年戸田大会の初制覇から4V目の2018年まで世紀を越える活躍を見せているが、今度は平成から令和へと、時代を跨ぐ優勝を決めたいところだ。

当地でのレディースチャンピオンの前回覇者は海野ゆかり。もう7年も前の話だが、初日は6着2本と最悪の滑り出し。「2日目の1号艇で負けるようなら、シリーズが終わると思っていた」と、覚悟を決めて挑んだイン戦。「コース勝ち。足は何もなかった」とがっくりだが結果は出した。「勝ったと言う事実は一番の薬になるしね」と前を向く。幾度となく苦境を乗り越えてきた彼女なら、中盤戦はきっと巻き返してくるに違いない。