同期・羽野直也のSG優勝を受けて気合十分の西野雄貴がAランク機をゲット

ボートレース下関の海響ドリームナイター「オラレ下関オープン9周年記念 山口新聞社杯」は24日から27日までの短期決戦。準優制で、予選は2日目10Rまで。今節は低調機シリーズで良いエンジンはたった1基しか出ていない。

エンジン抽選で大当たりを引いたのが西野雄貴。手にした19号機は新ペラになって伸びはやや落ちたが、当地では5本の指に入るエンジンだ。「羽野直也君のSG優勝は、悔しさよりも刺激をもらった感じです。前検はいいですね。ペラは井町泰君の形からは少し触らせてもらった。直線が良かった。起こしは重いけど、ちょっと回転を上げて、ちゃんと動いていた。エンジンはしっかりしていると思う。いつも通りの攻めるレースをしたいし、優勝を目指して頑張ります」と張り切っていた。前検一番時計もマークしており、今節は大暴れしそうだ。

12R「ドリーム戦」1号艇は地元の原田篤志。今年に入って当地を走るのは、なんと8回目。エンジン抽選運はいつも悪いが、今回も好エンジンは獲得できなかった。ただ、「そのまま乗った。意外と出足は好きな感じがした。伸びは大したことなくて普通くらい。スタートする感じが良かった。外周りの調整くらい」と出足関係はまずまず。ドリーム戦は西野相手にイン逃げを目指す。

当地4月のオールレディース戦で優勝した宇野弥生は、今節がF休みからの復帰戦。「前検は何もしていない。休み明けでこの暑さもあって、重さがあったかな。でも、そんなに嫌な感じではなかった。また初日に乗ってみてから」と、まずは1走して感触を確かめるつもりのようだ。次回のレディースチャンピオンに弾みをつけるか。

期待のルーキー清水愛海は宇野と同じく、レディースチャンピオンに出場する。前検気配はまずまずで「出ることもなく、下がることもなかった。普通はあると思います」と話していた。

今期A級昇格を目指すのは島川海輝。「行き足の雰囲気は良さそう。ターン出口は回転が足りないけど、そこも許容範囲だと思う。ただ、前回の方がエンジンはしっかりしていたかも」とまずまずの感触を得ていた。

ドリーム戦の出走表はこちら 下関12R