中谷朋子
中谷朋子

【PGI事前情報】当地実績ナンバー1の中谷朋子が高田ひかると真っ向対決だ!!/津レディースチャンピオン

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難しい中里優子の取捨

津をドル箱としている代表格といえば、中谷朋子が真っ先に頭に浮かぶ。2005年に初優勝を飾ったのが当地と思い出深い水面なのだが、今でも“相思相愛”は変わっていない。当地通算4Vのうち最もインパクトが強かったのは、16年2月の一般戦。前年にオーシャンカップを制しボート界の顔となっていた石野貴之がインへ構えた優勝戦。一旦は先行されたが道中で見事なハンドルを決め逆転V。直近3年でも津の出走回数が40走を超えるなど、地元の高田ひかるを別とすればかなり多い方だ。

津でのレディースチャンピオンは、08年、16年に続く3回目の開催となる。16年大会では08年大会で準優勝だった海野ゆかりが優勝。最近2節は苦戦を強いられたが、超低調機に手を焼いただけで、相性面は中谷と双璧と見ていい。

昨年のオールレディースは中里優子佐々木裕美、ヴィーナスシリーズは浜田亜理沙が優勝。特筆すべきは中里の優勝だ。「24場で最も苦手」と公言するほど当地相性は悪い。Fを多発していることが原因だが、決定打となったのは19年。初日に3艇Fの一人となり、その翌日にはなんと6艇Fという結果に終わっている。ちなみに、6コースから最も飛び出していたのが中里だった。一度の優勝で過去を清算できたのか、その答えが出るのはこの大舞台だ。

倉持莉々は不安残り?

高田は19年に地元Vを飾っている。4月の71周年(GI)では優勝した峰竜太と真っ向勝負を演じて準優勝と、あと一歩まで最強を追い詰めた。

5月の芦屋オールスターで優出3着とした倉持莉々だが、津は過去8節優出ゼロと不安な一面がある。一方、現在最強の呼び声が高い長嶋万記はエンジン出しが順調。こちらは心配無用だろう。