節イチクラスの伸びを誇る山崎郡が波乱を呼ぶ！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「日刊スポーツ杯 準優進出バトル」は12日、準優をメインに6日目を開催する。

5日目の準優進出戦では波乱が続出し、逃げたのは新田雄史と萩原秀人だけ。西村拓也と吉田俊彦は人気に応えられなかった。8Rで逃げた新田は「昨日の40％は言い過ぎました。35％くらいです。乗りやすいので、この足をキープしていきたい。準進は水面が良かった」とコメント。エンジンの2連対率は18.9％だが、整備の効果でエンジンに不安はなくなった。準優10Rはインからしっかり逃げるとみる。

準優進出戦10Rでイン吉田を2コースまくりで沈めたのが山崎郡。とにかく山崎の伸びは抜群。山崎は1Mで飛んで小坂尚哉に差されたが、追い上げて2着でゴール。山崎は「2着にこれたし、手前から全部がいいです。足は言うことありません。これをキープで」と足は文句なし。山崎のおかげで流れが向いた小坂は素直に「展開が良かった」と感謝した上で、「山崎選手の方が直線は良さそう。だけど、自分も展示タイムに色がついていたし、むっちゃいいってわけではないけど、中堅上位くらいある。Sは風があると難しい。修正したい」と話していた。準優9Rは強力機が不在で、逃げチャンスとみる。

準優進出戦11Rで逃げた萩原秀だが、準優11Rには山崎がいる。そう簡単には逃げられないか。萩原秀は「緊張してピット離れをミス。タイミングが早すぎた。ピット離れは悪くない。変わらずレース足はいいが、準優進出戦は寳田亮治さんに出られたし、準優は山崎郡選手が相手なら厳しいかも」とあまり自信がなさそうだった。勝てば優勝戦は1号艇だが、果たして。