山崎郡が2日目連勝で得点率4位タイまでジャンプアップ

ボートレース下関の「日刊スポーツ杯 準優進出バトル」は9日、予選3日目を開催する。2日目を終えて、萩原秀人と相原利章が初日から2着を3本きれいに並べている。萩原は「初日よりは良くなっていると思うけど、足は普通じゃないかな。前半はスタートして出たように見えたけど、内がスタートを放っているんじゃないかな。少しずつ上積みして、最終日に完調へ持って行けるようにしたい」と機力の上積みを図る。

相原は2日目のイン戦で2着。「2等を走っていて、軽い感じがしました。回ってないのか、回り過ぎなのか。伸びは悪くないと思う」と強調していた。

2日目のドリーム戦は、1号艇の新田雄史がイン逃げで制した。ただ、今節は18.9％の低調機。「本体をやっているけど、前半はエンジン勝率通り18％の感じだった。上積みはないね」と、お世辞にも足はいいとは言えない。

山崎郡がまくり差しと逃げを決めて、2日目は連勝ゴール。大幅なポイントアップに成功した。「スタートは早いと思ったけど、入っていると思ったので行った。足は全体的に悪くない。ただ、気象条件的なものもあって、もうひと足欲しい。そこさえくれば文句のない足になる。しっかり合わせたい」と気を引き締めていた。

Aランクの好素性機に乗る寳田亮治は行き足がトップ級。「行き足の延長で伸びもいい。回り足もまずまず。足は問題ない。初日より合っていない感じがしたけどゾーンが広いんだと思う。いいエンジンの感じがする」と笑顔で話していた。