
若松
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ボートレース若松の6日間開催「中間市行橋市競艇組合施行54周年記念競走」は8日、いよいよ最終日を迎える。
準優は10Rから安定板が装着されたが、1号艇トリオの3連勝で順当に決着。優勝戦は1号艇から羽野直也、烏野賢太、重成一人、西山貴浩、山田丈、榎幸司という顔ぶれになった。パワー評価は山田>烏野>羽野>重成>西山>榎。文句なしのトップ足は山田で烏野は出足が抜群。羽野は伸び型。重成は例によってテク勝ちの連発という印象だ。
出足は不満気味の羽野だが、「微調整のところまで来たし、問題ない」と上積みを強調。インなら逃げて人気に応えるレースになりそう。烏野は「準優の足が一番でこんな感触は久々。SGレーサーみたいなターンだったよ」と舟の返りの良さに自分でも驚いていた。
重成は「ギアをやって乗り心地が良くなった」と調整に正解を出した。準優でも石川真二に抵抗せず、インを明け渡して2コースからのまくり勝ちと、メンツよりも実を取ったのはさすがと言える。西山は準優直後、石川に「師匠、よろしくお願いしますね」と深々とおじぎ。たっぷり時間がある最終日は、久しぶりにピット離れ仕様のペラを試す腹づもりなのだ。その一方で伸びペラを試すことも考えており、「作戦は一晩考えますよ」と話していた。どちらで行くかはS展示を見れば分かるだろう。
その西山が、「リズム的に(優勝が)あるかもしれませんよ」と指摘したのが山田。優勝戦では足も一番だが、何よりも当地水面にマッチした走り(まくり差しよりツケマイを多用)が素晴らしい。羽野は相当に厚い壁だが、3回目の優出で初優勝のシーンがひょっとしたらあるかも。榎は上位機なのに、ずっと不満そうなコメント。準優でもカドから出て行ったように見えたが、行き足とターン直後の足は不満なんだとか。
なお、5日目は1Rで5艇による集団Fが発生。8Rで事故の大神康司と楠本晃嗣は負傷のため帰郷。これで帰郷者は6人となり、残るは39人。最終日は優出6人以外は全員2回乗りになっている。
6超抜級 | 檀 将太 |
---|---|
5上位級 | 山室 展弘 烏野 賢太 樋口 亮 黒井 達矢 峰重 侑治 羽野 直也 菊池 宏志 溝口 海義也 山口 広樹 山田 丈 |
4中堅上位級 | 石川 真二 桂林 寛 重成 一人 志道 吉和 今井 貴士 小林 文彦 竹井 貴史 飯田 庄吾 中村 日向 |
3中堅級 | 宮武 英司 大庭 元明 廣中 良一 飯山 晃三 松下 知幸 榎 幸司 西山 貴浩 松本 弓雄 三原 司 宮野 仁 水原 慎 百武 翔 大賀 龍之介 山本 幸也 |
2下位級 | 永嶋 裕一 中岡 健人 中島 昂章 相馬 翔 |
1ワースト | 秋田 健太郎 |
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