尼崎
本家・甲子園に劣らぬ見応え十分の真夏の大熱戦/尼崎ボートレース甲子園
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尼崎
地元のボートレースクラシック出場権を目指して佐藤翼が奮起！/尼崎ボートレース甲子園
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ボートレース尼崎のGⅡ「第5回全国ボートレース甲子園」の前検が3日に行われた。全国的な猛暑となり、気温は30度、最大湿度80％を越すコンディション。そんな中でも各都道府県から集結した代表選手は爽やかな汗を流しながら、手際良く作業を進めていた。
初日12R「ドリーム戦」メンバーでは、池田浩二が「何もかもが合ってなくて、今のままでは乗れない」と不満気。いつもの池田節と思いたいが、果たして。また、茅原悠紀が「行き足から伸びはいい感じがしない」と話せば、桐生順平は「いい所は何もなく、悪い感じしかしなかった」と揃って不安なコメント。石野貴之の第一声も「良くないです」だった。馬場貴也は「チルト0.5度の調整を試したけど、体感が違うので自分の形に戻す」とのことで、前検は参考外か。
唯一、好感触を口にしたのが前田将太。「特訓では伸びに余裕を感じました」と感触は良く、活躍が期待できそうだ。「福岡代表として選ばれるのは光栄だと思うし、盛り上げたい。結果も出したいですね」と抱負も語ってくれた。
ドリーム組以外では飯山泰や椎名豊が上々。飯山は「行き足は悪くなさそう」椎名は「伸びは強め」と話しており、特大ホームランならぬ、豪快なまくりに期待したくなった。選手間で評判が良かった関浩哉や太田和美も初日から注目したい存在だ。
「ボートレース甲子園」はGⅡタイトル。優勝すれば来年戸田で開催されるボートレースクラシックの出場権が手に入る。埼玉代表に選ばれ参戦した佐藤翼は是が非でもその切符が欲しいはずだ。今節手にしたのが優勝実績のあるモーターとあって、なおさら力が入る。「尼崎の相性は悪くないので、頑張ります」と力強い表情を見せた。
