琵琶湖
琵琶湖
藤原啓史朗が初のSG戦線へ弾みをつける記念初V/びわこ秩父宮妃記念杯
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレースびわこのGⅡ「第67回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」は、2日に優勝戦が行われた。終わってみれば、エース候補最右翼に挙がる20号機をゲットした藤原啓史朗が8連勝完全VでGⅡシリーズを席巻した格好だ。現行モーターは4月末のGWシリーズが初おろし。すでにパワー差は大きい状態だったとは言え、これほどまでの活躍を誰が予想しただろうか。自他ともに認める節イチのパワーが後押しして、念願の特別タイトル初戴冠を成し遂げた。今月18日からは地元・児島のオーシャンカップでSG初参戦。注目の存在になるのは間違いないだろう。
その他の優出メンバーでは、宮之原輝紀がエース候補一角の11号機、3号艇の廣瀬将亨も中間整備で急変した57号機をうまく調整して順当にファイナルへ駒を進めた。さらには、さすがの手腕で凡機を立て直した4号艇・峰竜太も存在感を見せつけたシリーズだった。昨年のGPでのFによるペナルティーが明けて、特別戦に復帰した地元・丸野一樹も5号艇で優出。今年下半期での巻き返しへ大きな弾みになったはずだ。
優勝者コメント・藤原啓史朗
「自分でもまさか優勝できるとは思っていなかったし、うれしいの一言ですね。展示が終わるまではいつも通りだったけど、そのあと緊張しました。ただ、それをいい集中力に変えられました。スリットから3番(廣瀬)が見えてヤバいなと思いながら1Mは回ったけど、先に回れたらBSでは伸びるから大丈夫と思っていましたからね。今節は流れも良かったけどエンジンも間違いない。エース候補ではなく、もうエース機ということでいいでしょう。(優勝戦1号艇でV逸した昨年9月の)福岡周年のことは意識していなかった。ボートレース人生でタイトルを取れるとは思っていなかったし、それも8連勝は信じられない。夢のようです。(今月18日に開幕する地元・児島オーシャンカップは)いい流れで初めてのSGに行けると思う。気合を入れて頑張りたいですね」